水力発電
水力発電の仕組み 2

ここでは貯水池式発電と調整池式発電の方法について解説します。貯水池式発電は河川をせきとめダムを建設してそこにせき止めた河川の水を蓄えて発電する方法です。日本では黒部ダムなど有名な巨大ダムがいくつも存在しています。水力発電としては最もポピュラーな発電方法ですね。

水力発電の発電方法は放水することで発電所内部の水車を高速で回転させ発電させるという方法です。したがって一度放水する量はダムにどれだけ水が溜まっているかに左右されます。

貯水量が多いときは沢山の水を放出できるため沢山の電力供給が可能ですが、水量が減るに従い放水量も加減しなければならないため時間の経過とともに発電量が減っていきます。したがって電力需要の高い昼間の発電にはあまり向かない方法だと言えるでしょう。

調整池式発電は河川をせき止めるてダムを作るのではなく、人工の調整池を作って発電する方法です。基本的な方法は貯水池式発電と変わりませんが河川をせき止めてダムを作るわけではないので生態系への影響は貯水池式よりは少ないと言えるでしょう。

しかし、貯水池式と同じ問題点を抱えています。それは、貯水量によって発電量が左右されるということです。調整池に貯水することで電力量を調整できるため調整池式発電と呼ばれています。引き込み式(自流式)発電よりも安定した発電量を確保はできるものの、河川の流れを利用する貯水池式発電よりも調整池に水が溜まるのに時間がかかるため緊急時の発電用に用いられることが多いようです。

調整池の大きさにもよりますが1日から1週間分の電力を供給することが可能です。